祖谷のかずら橋(いやのかずらばし)は、しらくちかずらなどの葛(かずら)類を使って架けられた原始的な吊橋で、徳島県三好市西祖谷山村善徳にあるものが特に有名です。さらにその奥にも2橋ありますが、今回はこの善徳地区にある「かずら橋」を紹介します。
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場所・アクセス
場所:徳島県三好市西祖谷山村善徳
徳島道井川池田IC方面から
国道32号線を高知県方面へ約30キロ(車で約35分)、三好市大歩危地区で大歩危橋を渡り県道45号へ分岐し約11㎞(車で約20分)
高知道大豊IC方面から
国道32号線を徳島県方面へ約24キロ(車で約30分)、三好市大歩危地区で大歩危橋を渡り県道45号を分岐し約11㎞(車で約20分)
かずら橋へ
祖谷のかずら橋は、日本三奇橋のひとつとして知られていて、重さ約5トンのしらくちかずらで作られていて、3年ごとに架け替えられています。
長さ45m、幅2m、水面上14m(国指定重要有形民俗文化財)
料金:大人550円、小人350円
営業時間:日の出~日没(年中無休)
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駐車場
ここは、かずら橋夢舞台というショッピングと食事ができる施設で、大駐車場があります。ただし、有料(500円)です。ほかにも駐車場は何カ所かありますが、安いところで300円と有料駐車場しかありませんでした。
私たちが行ったのは平日で、駐車場は閑散としていました。
入口にかずら橋渡り口と書いてありますが、この建物の中を通らなくても、前(写真奥)の県道を通れば行けます。
中はこんな感じです。目を引いたのはそばです。
この売り場の奥にかずらばし亭という食事ができる店がありました。
奥でお婆ちゃん(の人形)がそばを挽いています。
値段です。安いでしょうか?高いでしょうか?
そば粉もありました。
屋内で、可愛いお地蔵さん?がいる祠を見つけました。
可愛いです。
ただでお願いをする家内です。
橋は・・・
売店がある「かずら橋夢舞台」から県道を奥に歩いて行くと、手前に県道に架かる立派な橋があり、平行して架けられている「かずら橋」が見えてきます。
こちら側は、かずら橋の出口側になります。かずら橋を渡る方は、この立派な橋を渡って対岸へ行ってください。
県道に架かる橋から見たかずら橋です。下の川は、吉野川の支流「祖谷川」です。
県道に架かる橋を渡ると、右に折れるこの遊歩道があります。ここを入るとかずら橋の入口へ行けます。
ここがかずら橋の出発点です。
右側に料金を支払う窓口がありました。
大人550円、小人350円です。
こちらが出口側です。
出口側から見たかずら橋です。
皆さん、つかまりながら渡っています。
家内が橋をのぞき込んでいます。ちょっと恐怖を感じているようです。
橋はこんなんです。隙間から下の川が見えています。
出口側には公衆トイレがありました。
琵琶の滝
昔、平家の落人(おちゅうど)が京を偲び、この滝で琵琶をかなで、つれづれを慰めあっていたことから名付けられたと伝えられています。
高さ50mの滝です。さらに奥へ50mほど行くと遊歩道があり、石段を通って川辺に下りることができます。
ここで食事をしました
「かずら橋夢舞台」から「かずら橋」の方へ歩いていると、こんな店がありました。
食いしん坊の家内がメニューを見ています。
早速入りました。
メニューです。そばもうどんもあります。
ここに窓口があります。ここから注文しました。
まず、家内はみたらし団子を手に取りました。
でこまわしという珍しい物があったので、これも注文していました。これは西祖谷地区限定の郷土料理だそうです。
里芋、じゃがいも、豆腐、こんにゃくを串に刺し、甘めのみそをつけて炭火で焼いています。
と・・思ったのですが、里芋ではなく「そばだんご」だったのですね。家内は、里芋と思って食べていました。(^^;)
私は天ぷらそばです。そばが思ったより多かったです。だしはあっさりしていました。
近くのキャンプ場
祖谷渓キャンプ村
かずら橋から約1.2㎞(車で約9分)
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かずら橋キャンプ村
かずら橋から約13㎞(車で約30分)
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まとめ
日本三奇矯とは、ここ「祖谷のかずら橋」、山口県岩国市にある「錦帯橋(きんたいきょう)」、栃木県日光市にある「神橋(しんきょう)」の三つを言うようです。中でも、祖谷のかずら橋は、祖谷渓とともに風光明媚な自然を楽しむには絶好の場所だと思います。みなさんもキャンプに訪れてぜひ行ってみてください。
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