高知市内中心部から50分の距離の自然豊かな山里にある無料のキャンプ場です。眼下を渓谷美も楽しめる鏡川の支流「吉原川」が流れ、春は桜、新緑の夏、紅葉の秋、凜とした空気の冬と年中楽しめる場所だと思います。
高知市内中心部を離れると、コンビニやスーパーマーケットは見当たりません。鏡地区内に小さい商店があるくらいです。氷も含めて買い物を済ませてからお出かけください。
住所 高知市鏡吉原397番地
問い合わせ先 高知市鏡地域振興課(088-896-2001)
予約 不要
料金 無料
アクセス
高知市中心部から
高知北環状線を経由して、高知警察署塚ノ原駐在所前を右折し県道6号線を鏡ダム方向へ。
鏡地区に入れば、高知市役所鏡庁舎前を通り過ぎ、直近の交差点を左折して橋を渡り、さらに左折して、あとは道なりに約5.2㎞。
途中にこんな手作り感満載の案内板があります。
ここは、登山道への分岐です。キャンプ場へはまっすぐです。
ふれあい交流館
ここを左にそれると、高知市鏡地域振興課が管理するふれあい交流館と鏡地区の公民館があります。
そこには、駐車場やトイレ(洋式水洗)があります。
この分岐をそれずにまっすぐに行くとキャンプ場へ行けます。
元々学校だったのでしょうね。広い元校庭といった感じの駐車場と、奥に、元校舎と言う感じの地区の公民館があります。手前が交流館です。
吉原公民館とトイレです。
Lの字に曲がった建物の中心の階段の上にトイレがあります。
水洗で洋式でした。
公民館の裏手へ回ると、神社がありましたので、ちょっと散策を。
昔はどこの神社にも土俵があって、奉納相撲が行われていたんです。ここにも立派な土俵がありました。
神社の前を通ってさらに奥へ進むとキャンプ場へ繋がっていました。車では行けませんが。
目の前にキャンプ場が見えてきました。
この橋?を渡るとキャンプ場です。キャンプ場側からでもトイレを使いに徒歩で交流館の方へも行けるのが分かったので、引き返して車でのルートを確認することにしました。
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キャンプ場へ
ふれあい交流館への分岐に戻って、そこからキャンプ場へ向かいます。
道路から見たふれあい交流館と地区の公民館です。
キャンプ場は対岸ですが、吉原川に吊り橋がありました。
吊り橋は、キャンプサイトと繋がっているようです。
いざキャンプ場へ。
分岐が見えてきました。そこを左に折れると吉原川を渡る橋があります。橋を渡るとキャンプ場は直ぐです。
この先が橋です。
このあたりから見える吉原川の渓谷です。
キャンプ場はもうすぐ。
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施設概要
バンガロー
突然、進行方向左側にバンガローが現れました。
「マムシ注意」の張り紙に引き寄せられて見てみると、となりにもう一枚の張り紙がありました。
残念です。バンガローは、平成30年4月から利用できなくなっているようです。
バンガローのすぐ近くに、キャンプ場へ降りる分岐があります。
その分岐から下へ降りると広場がありました。
広場
ここは駐車場でしょうか。
でも、高知市鏡地域振興課のホームページによると、「荷物の積み卸しが終わったら、車はできるだけ交流館の駐車場へ駐めてください」ということが書かれていました。
ちょっと遠いですが、混雑する日は広い交流館の駐車場の方が無難かもしれません。
この広場には、トイレと炊事棟があります。
「かわや」と書かれているところが、トイレです。
洋式でした。もちろん水洗です。
「まかない棟」と書かれています。炊事棟です。
水道は飲料水としては使えないうです。湧き水でしょうか?
「直火での火起こし禁止、ゴミは持ち帰ってください」の注意書きがありました。
テントサイト
広場の下にテントサイトがあります。
ただ、車の通行は禁止です。行けたとしても急な坂道で道幅も狭いので危険です。降りても戻れなくなる可能性があります。
テントサイトは、全部で6区画です。3区画ずつ2カ所に分かれていました。
もう一つのサイトです。「あなたのうしろに・・はない?」と書いていました。なにやら不気味ですが、「あなたのうしろにゴミはない?」です。ゴミの置き忘れに注意!
キャンプサイトは二カ所とも川の方向を向いています。眼下には、こんな吉原川の清流が流れています。
小さいですが、滝を発見しました。金持ちの家の庭園のようです。
近くの温泉
鏡温泉RIO
高知市鏡大利1番地 鏡文化ステーションRIO内
営業時間 9:00~21:00
休館日 月曜日(ただし、祝日振替休日の場合は火曜日)
料金 大人400円、小人200円
まとめ
ここ高知市鏡地区は、元々「土佐郡鏡村」でした。平成の大合併で高知市に編入し「村」から急に「市」になりました。でも、実際には昔と変わらず、のどかな田舎の風景満載の場所です。
奥へ行くほど道路の改良ができていないところがあります。高知市内中心地から離れ高知市鏡庁舎を通り過ぎてしばらく行くと、道が急に狭くなるので運転には十分に注意をしてください。
無料のキャンプ場としては、手入れも十分にできているし申し分ないと思います。