高知県宿毛市の中心地から県道宿毛津島線を北上し、坂本ダムをさらに奥へ行った山中に二カ所のキャンプ場があります。それは、宿毛市民が「母なる川」として親しんでいる松田川沿いにある人里離れた「日平キャンプ場」と「笹平キャンプ場」です。
日平キャンプ場
行き方
場所 高知県宿毛市橋上町楠山
管理 坂本ダム管理事務所(電話0880-62-6510)
料金 無料
宿毛市街地から県道4号線(宿毛津島線)を北へ行きます。県道を約22㎞(約30分)走ると、進行方向右側に写真の赤い橋が見えます。ここを右折して橋を渡ります。
県道から見たキャンプ場の風景です。
赤い橋は、日平湖面橋という橋です。
この日平湖面橋を渡って右に曲がります。
右に曲がって直ぐに道が分岐しています。案内表示の「日平公園」の方向へ進んでください。
分岐を右に進み坂を下りるとヘアピンカーブがあります。そのカーブを曲がると、この分岐に出ます。
この分岐を上(右)に行くとキャンプ場で、下(左)に行くと沈下橋を通って「炭焼体験」ができる建物へ行きます。
キャンプ場の方へ行くとさらに分岐がありました。キャンプ場へ行くには左です。右の道は遊歩道で、上がると桜の並木道になっています。花見の季節に来てみたいですね。
分岐には案内表示があります。
キャンプ場に到着しました。
キャンプサイトの手前にトイレと案内板があります。
トイレです。真ん中に身障者用があります。
でも、シャワー設備はありません。お風呂を済ませてここに来るか、テントを張って近くの温泉に行くか、キャンプのときぐらいはお風呂を我慢するか、皆さんにお任せです。
温泉情報は紹介しておきますので、参考にしてください。
トイレの壁にこれが貼られていました。
男性用トイレです。
水洗で洋式です。
身障者用トイレです。
トイレの横に水道がありますが、飲料水ではないようです。ここでキャンプ場をするときは飲料水を準備して行きましょう。
公園内の案内図があります。
キャンプサイト
キャンプサイトは11区画あり、全ての区画に車を横付けできます。奥行きも広いです。
手前の方の区画の後ろには樹木が生えていて、その後ろが松田川です。
各サイトに焚き火台があります。そのうちで一番きれいな焚き火台を写しました。
焚き火台の周りを石で囲んで、中に炭がたまったままで、焚き火台の土台が見えなくなっている所もありました。
ここは、そんなことがなく、焚き火台の土台のレンガが見えました。
舗装された通路に沿って奥の方までサイトが広がっています。
奥の方のサイトの後ろには樹木がなく、川原にいりられるようになっています。
車が横付けできるキャンプサイト11区画のほかに、サイトの前(川とは反対側)に池があり、その周りにも芝地の広場があります。
この広場もテントの設営ができるようです。ここは木陰が多いので涼しくて快適なフリーサイトとして利用できます。
池の手前と向こう側にもそれぞれ広場があります。
付近の施設
コンビニ
ファミリーマート宿毛駅前店24㎞、33分
スーパーマーケット
フジ宿毛店24㎞、34分
温泉
祓川(はらいかわ)温泉 11㎞、18分
住所 愛媛県宇和島市津島町槇川203-1
電話 0895-36-0333
営業時間 10:00~20:30(19:30札止め)
定休日 毎月1日、20日、12月31日、1月1日
料金 大人400円、小人100円、65歳以上300円
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笹平キャンプ場
場所 宿毛市橋上町楠山
松田川上流、篠山登山口にあるキャンプ場
施設 水道、トイレ、駐車場、管理棟、大広間、バンガロー
料金 バンガロー(2棟) 1,200円(土日は1,500円)、テント貸出2,000円 テント持込500円
期間 7月15日~8月末まで
問合せ先 電話0880-64-7027(楠山あけぼの会:篠原)
行き方
日平キャンプ場のある日平公園から県道4号線を2.6㎞北上したところに「笹平キャンプ場」があります。
県道4号線を奥へ行くと愛媛県との県境付近に「出井」という地区があります。そこが、吉本興業のタレント間寛平氏の生まれ故郷です。
県道4号線の篠山林道入口(下の写真の場所)から愛媛県境までの間を「かんぺいロード」と呼ばれていて、地元のあけぼの会が立てた看板があります。
ここから道が若干狭くなりますが、笹平キャンプ場までは400mほどです。
笹平キャンプ場に到着です。
道路沿いにある駐車場です。割と広いです。車を縦に駐車できました。
道路の上段にも駐車場がありました。
キャンプ場の入口です。
管理棟です。ここに協力金を入れる郵便受けがあります。
令和元年7月14日にキャンプ場開きをしています。シーズンになればもっときれいになるでしょう。
車で川原の方まで降りられます。
川原にも車を駐車できそうです。
炊事棟でしょうか。
バンガローが3棟ありました。
バンガローの内側です。
バンガローとバンガローの間にこんな建物がありました。テント代わりに使っていたのでしょうか。すでに壊れて使い物にならないようです。
なんか「ツリーハウス」を地面に下ろしたような・・・
何か不明の建物がありました。
字が薄くなっていてなんて書いているか読めませんでした。
シャワー室だったのでしょうか。
こちらは何でしょう?
忘れ物でしょうか。
ここは大広間でしょうか?
その建物の裏にトイレがあります。水洗でした。
キャンプサイトは川原?
テントを張るとしたら川原しかありません。この辺は松田川の上流ですが、それにしては川原が広いですね。
松田川です。
まとめ
こういうキャンプ場を好む方もいるだろうと思ってあえて投稿しました。
日平キャンプ場は、サイト内に樹木がなく夏には暑いでかもしれません。でも、笹平キャンプ場は一面に杉の木等が生えているので、夏でも涼しく過ごせるでしょう。
ソロキャンプの方にはいいかもしれません。皆さんの選択肢のひとつに加えてください。