私、走行距離15万㎞を超える「ハイエース」を持っていて、古いですがキャンプでは重宝しています。最近、車中泊をするようになり、外から車内が見えないようにするのに、試行錯誤して「カーテン」にたどり着きました。勿論、走行に支障がないよう、簡単に取り外しができるようにしました。
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カーテンに至った経緯
最初はサンシェイドで・・
以前は、夫婦でテントを張ってキャンプをしていたのですが、年齢を重ねるうちに、テントを張ったり片付けたりがなかなか大変になり、最近では「ハイエース」で車中泊をするようになりました。
車中泊の問題は、「車内が見えないようにすること」です。最初は、Amazonで買った「サンシェイド」を使ってみましたが、「吸盤がよく取れる、取り外しに時間がかかる」など、なかなか納得がいくものにはなりませんでした。
※特に、スライド式ドアの部分は、触接目視で安全確認が出来るようにしておかないと危険です。左後方が見えなくて危ない思いをしたことがあります。走行するとき、サンシェイドは取り外した方が良いと思います。
カーテンはどうかな・・、でも車内に穴を・・
「カーテンを付けてみようか」と思い、YouTubeなども見て参考にさせて頂きながら、その方法を模索しました。
カーテンは、Amazonで揃えました。高価のものではなく、少々サイズが違っても窓より大きければそれでいいので、安価な既製品を買いました。
カーテンを張るには、基本的にカーテンレールが必要です。カーテンレールを取り付けるには、車内の壁なり天井に「ネジ止め」をする必要があり、それなりに大きな穴を空けないといけないので、私の選択肢にはありませんでした。
考えついた方法は、「マジックテープ」でした。最初は、「マジックテープを強力な両面テープで貼り付ければいい」と単純に考えていました。簡単に成功するかと思いきや、「超強力」とうたっている商品でも、そこにカーテンを吊すと、カーテンの重みで粘着部分が剥げ、最終的にカーテンが落下しました。失敗です。
マジックテープが取れないようにする方法はないのか・・
「マジックテープが取れないようにする方法」を思い付くのには、少し時間がかかりました。至った結論は、「マジックテープをホッチキスで留める」という方法でした。これなら車内に目立つ穴は空きません。
以下、ご覧下さい。
業務用のホッチキスとタッカーを使いました
業務用ホッチキス
まず、カーテンとマジックテープとが外れないよう、ホッチキスで留めました。
カーテンには薄いところもあれば、厚いところもあり、一般的な事務用ホッチキスでは、長い針は入りません。大きな針が入る大きなホッチキスが必要です。
これは知人に借りてきたホッチキスです。家庭で持ってる方は少ないかもしれませんが、職場には当たり前のようにありますよね。
業務用ホッチキスの針は、一般的に「針肩幅(内寸)」が11.5㎜です。「針足長さ」というのは、刺さる部分のいわゆる「足」の長さで、写真はそれが6㎜のものです。
今回は、「6㎜」のものと「10㎜」のものを使いました。
タッカー
車内の天井なり壁に取り付けるマジックテープは、ホッチキスでは留められません。「タッカー」というホッチキスの針と同じものを打ち込む道具が必要です。
これが「タッカー」です。
針をこの中に入れ、単に、針を打ち込んで刺して止める道具です。
車の内装にホッチキスを使うことはできないので、「何かないかなぁ~」と思いながら物置を探していたら、何年も前に使っていたこの「タッカー」が出てきました。
針もありました。「これで両面テープで貼り付けたマジックテープを止めてみよう」、早速実行です。
打ち込んでいる針は、ホッチキスの針と形状は同じです。ただ「タッカー」で打ち込むと、「針が刺さっただけ」の状態になります。抜ける可能性もあります。とりあえずこれで試してみましょう。
カーテンはホッチキスで・・
次は、カーテン側です。こちらはホッチキスでカーテン生地とマジックテープを固定します。
カーテンには布の薄い部分と、布が重なって厚くなった部分があります。このくらいのカーテンなら、布が重なったところ以外は6㎜の針で充分です。
こんな感じに針が通っています。
写真の右端は、布が重なって厚くなっていましたので、10㎜の針を使いました。
レースのカーテンは、生地が薄いので6㎜の針で充分でした。薄い生地に10㎜を使うと、針が打ち込んだ側へ曲がって戻ってくるので、指に刺さったりする可能性があります。針の長さの選択は慎重に・・・。
吊してみました
ここは「スライドドア」の所です。カーテンを閉めたまま乗り降りをしたいので、あえてここは「レース」にしました。長さも短めに。長いと「出入りの時にカーテンの裾を踏むかな?」と思ってです。
外から見るとこんな感じです。ドアを開けたままに出来ます。
ここは、後部のハッチバックドアの部分です。
運転席と後部座席の間です。
運転席側から見るとこんな感じです。
一晩たって様子を見ました。カーテンは落下することなく、吊したときと同じ状態でした。とりあえず成功です。
まとめ
まだ模索中ですが、とりあえず使えるようになったので、公開いたしました。今後、さらに微調整していかないといけないと思っています。快適な車中泊ができるハイエースにしたいです。