自己流キャンプ

コールマンツーバーナー413Hを使っています!

自己流キャンプ
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今年(2020年)も5月末には梅雨入です。平年どおりなら梅雨明けは、7月18日ころでしょうか。

新型コロナウイルスの蔓延により、6月に入ってやっと県をまたがる往来自粛が解除(首都圏や北海道を除く)になりましたが、往来自粛解除のタイミングで梅雨入りし、デイキャンプを含めアウトドアに出掛けるには天候にじゃまされる日々が続いています。

キャンプには出掛けられないこの時期、アウトドアも辛抱の時期です。そこで、私が使っているキャンプギアで、意外と重宝している「コールマンツーバーナー413H」を紹介します。

あるリサイクルショップで、4,000円台で販売しているのを見つけ、「メンテナンスは必要だろうなあ」と思いながらも、安さに購買意欲をそそられて衝動買いをしました。

ツーバーナー413Hは、ポンピングとかホワイトガソリンの保管方法だとか面倒そうだったのですが、中古品で安かったことがきっかけで買って使ってみると、火力は強いし意外と使い勝手も良いです。

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取り出し

グレードを持ち上げ、ジェネレーターを本体の凹部から外して燃料タンクを取り出してください。

 

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ホワイトガソリンの注入

コールマン純正ガソリンを「ガソリンフィラー」か「フューエルファネル」を使って注入します。

ガソリンフィラー

中に弁があるので、差し込むだけでは給油できません。ガソリンフィラー押し込むと給油が始まり、満タンになると自動で給油がストップする構造になっています。

 

 

フューエルファネル

燃料を流し込む口とタンク内の空気を抜く通り道があり、フューエルファネルの先端が燃料に触れると、空気が遮断され給油がストップする構造になっています。

 

私は、ガソリンフィラーを使っています。ホワイトガソリン容器の注ぎ口に取り付けます。ネジ止めできる構造になっています。

 

 

燃料タンクのキャップを外してガソリンフィラーの先をタンクの注ぎ口に差し込んで押し込むとガソリンが注がれます。
押し込む力を緩めると、下を向けていてもガソリンが止まります。適量が入ると自動的に給油が止まります。

 

 

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ポンピングと給油量の関係

ポンピングをするためにタンクに8分目ほどのホワイトガソリンが入っていればよいとされています。それには、給油アクセサリーを使えば簡単に適量のホワイトガソリンを給油できるようになっています。

8分目ほどのホワイトガソリンが入っていれば、それだけポンピングをする際の空気量は少なくてすみます。給油の際に注意することは、タンクを水平に置くことです。水平に置いていなくては、適量の8分目を量ることはできません。

 

ポンピングの仕方

ポンピングの回数は100回から150回(あくまで目安)と言われていますが、これはタンク内のホワイトガソリンの量によって大きく変わります。8分目に給油することが最適のようです。

ポンピングは、タンクを横向き(水平)にすると、力が分散します。タンクを縦にしてやると楽にできます。ポンピングノブを左に2回まわして、親指でノブの真ん中にある穴をふさいでポンピングしてください。

手だけではやり難い方は、「スーパーポンピング」というアクセサリーがありますので使ってみてください。

 

 

 

 

 

 


終了の目安は、手ごたえが硬くなることです。反発力が出てきたら、タンク内に空気が十分に入っている証拠です。

時間にして、30秒から1分もあればできると思います。ポンピングが終わったら、ポンピングノブを右にまわして閉めてください。

 

燃料タンクの取り付け

本体の取り付け穴、燃料タンクのフックを差し込んで固定します。ジェネレーターの先端は、ミキシング部にしっかりと差し込んでください。

 

 

 

 

 

メインバーナーへの点火

サブバーナーのバルブが閉まっていることを確認して、点火レバーを上向きにし、メインバーのバルブを開け、柄の長いライターなどで点火してください。

燃料バブルを開け、左に1~2回転させると点火します。点火後、すぐにノブが固くなるまで十分にポンピングをします。ジェネレーターの詰まりを除くため、火力を最大にして勢い良く炎を燃え上がらせてください。

点火後、赤い炎が正常な青白い炎に安定したら、点火レバーを下向きにしてください。火力の調節は、燃料バブルで。

 

サブバーナーへの点火

サブバーナー単独での使用はできません。メインバーナーへ点火して炎が安定してからサブバーナーへ点火するようにしてください。

消火

サブバーナーを使用しているときは、サブバーナー、メインバーナーの順に消火してください。(それぞれの燃料バルブを右に回す)ジェネレーター内の燃料が尽きるまで数分燃えることがあります。

残ガソリンの抜き取り

頻繁に使用される方は、残ガソリンをタンク内に残しておいてもさほど支障はないと思いますが、長期間使わないとか、ガソリンなので心配な方は、抜き取っておきましょう。

抜き取りには、「抜き取りポンプ」というアクセサリーがあって、これを燃料の注入口に差し込んで固定し、ポンピングをしてやれば、圧力で自然とタンク内から抜き取れ、缶の中に戻すことができます。

ホワイトガソリンは、自動車やバイクに入れるガソリンとは、全くの別物です。灯油とも別物です。用途以外の使用は危険ですので絶対にしないように。

ホワイトガソリンの引火点(火源を近づけたときに引火する最低温度)は-40℃ですので、着火すれば直ぐに引火します。

ホワイトガソリンの発火点(空気中で火源がなくても発火する最低温度)は300℃となっていますので、通常、火源がない状態で発火することはまず考えられないでしょう。

それでも心配な方は、古いクーラーに入れて持ち運ぶとか、専用の入れ物もありますので、それらに入れてみてはどうでしょうか。

抜き取りポンプ

 

 

 

 

 

メンテナンス

私の場合、中古品を購入しましたので、ある程度のメンテナンスは覚悟していました。使い始めてすぐに、ポンピング中にポンプノブが抜けてしまいました。

自分で修理をした結果、ポンプノブのタンク内に入っている部分の構造が理解できました。

抜けた理由は、ポンプノブの先端にあるプッシュオンナットが変形していて、しっかりと固定できていなかったからでした。

ついでにポンプカップも新しい物に取り替えました。

ポンプノブ内部の構造
(右から「ブッシュオンナット」、「ポンプカップ」、「サポートプレート」、「ポンプキャップ」)

 


 

 

修理方法は、

・レンチ(専用の工具もあります)でポンプキャップを左に回してポンプノブを抜き取ります。

・先端のブッシュオンナットをラジオペンチなどで外します。

・サポートプレート、ポンプカップ、プッシュオンナットの順に取り付けます。

・プッシュオンナットは、「パチン」と音がするまでしっかりと押し込みます。

・ポンプカップにリュブリカントをつけ、ポンププランジャーをタンクに取り付ければ完了です。

 

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