家の中を整理していたら、昔、キャンプ道具を入れていた箱の中からDUNLOPツーリングテントR-107が出てきました。ネットで調べてみると、既に製造は終了ていて、一部で中古品がオークション等で出回っているようです。靴などを置くことができる前室があり、出入口を閉めれば悪天候も気にならない構造なので、当時はツーリングテントの定番として人気の高いモデルだったようです。
DUNLOPツーリングテントR-107
記憶をたどると、平成一桁のころに買ったもののようです。袋から出すと、折りたたみ具合から一度も使った形跡はありませんでした。「もったいない、この機会に使ってみよう」と思い立ちました。
見た目は新品同様でしたが、何せ買ってから25年くらいはたっているはずですので、防水や撥水作用がなくなっている可能性が高いので、メンテナンスすることにしました。
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防水剤と撥水剤
防水は水を通さない機能をいい、撥水は水をはじいてくれることをいいます。防水剤は水を通さないようにするもので、撥水剤は水をはじくようにしてくれるものということだと、私は理解しています。
メンテナンスのため、防水剤と撥水剤とを準備しました。
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まず防水剤を
刷毛などを使ってテントに防水剤を塗布するのは気が遠くなりそうでした。
今回メンテナンスしたテントは小さく、ゴミ用ポリ袋(45ℓ)に入るサイズでしたので、ポリ袋に入れて防水剤を染み込ませてみることにしました。
少しずつ入れて揉みながら様子をみました。
袋の中で防水剤の水気がなくなったら足してさらに揉み、テント全体に防水剤が染み込むまで根気よくやりました。ポリ袋に入れて染み込ませた方が乾きづらいので、テント全体に防水剤が染み込んでいるか分かりやすいと感じました。
こんな感じです。濡れているのが分かりますよね。このおかげで全体に染み込んでいるかどうか分かりやすかったです。
あとは取り出して、地面につかないようにして干しました。
キャンプで試してみました・・・
防水剤が乾いてから、撥水剤を塗ってみたのですが、撥水剤自体が水玉になっていたので「撥水剤は不要かな?」と思い、一度キャンプで使ってみて確認することにしました。
キャンプへ行ったとき、ツールームテントの横に、このDUNLOP製ツーリングテントを張ってみました。
このテントにも前室があります。靴を脱いで置いておくのに便利です。
もちろん、前室の外側も締まるようになっています。
内側はこんな感じ。
マットを二重に敷いてみました。
ふたりは余裕で寝られそうです。家内の感想は「快適!」でした。
一晩そのままにして夜露にさらしてみました・・・
張ったテントを翌朝まで放置して、夜露にさらしてみました。
朝方、テントの様子を確認してみると、夜露が水玉になっていました。撥水効果も十分なことが分かりました。
テントの内側にも染み出ていませんでした。撥水剤は塗らずにしばらく様子をみてみましょう。
まとめ
古いテントへの今回のメンテナンス作業は一応成功といった感じです。もったいないので捨てずに、しばらく使ってみることにしました。
でも、夫婦キャンプでいつ使うのでしょうか・・・。キャンプに行って、家内とけんかしたときにでも使いましょうか(^^)。