松葉川林間キャンプ場は、四万十川支流の日野地川沿いにあります。日野地川は夏でも冷たい水が流れていて、景色も水も大変きれいです。近くに民家のない秘境にあるキャンプ場で、駐車場・炊事場、トイレ、あずま屋が整備されていますが、風呂、シャワーはありません。近くにある松葉川温泉を利用してください。
場所・アクセス
場所:高知県高岡郡四万十町日野地605-1
予約不要、無料のキャンプ場です。
高知道四万十中央ICから国道56号線、県道19号線経由で約17㎞、車で約26分
キャンプ場までに・・・
国道56号線の四万十町根元原地区で県道19号線に分岐し、ひたすら奥(北)へ入って行くと、下の写真の分岐があります。
ここを右に行くと「松葉川温泉」で、キャンプ場はここを直進(左)です。
こんな道路を少し走ると、また分岐が現れます。
この三叉路です。この三叉路の脇には貯木場がありました。
キャンプ場へは、ここを右に曲がります。
分岐の手前に東屋のある桜を植えた公園がありました。あとで調べると「森ケ内桜公園」というらしいです。桜の季節にはきれいなんでしょうね。トイレもありました。
上の分岐を右に折れると橋がありました。そこから100mほど走ると下の写真の分岐にでます。ここを右(下)へ行くとキャンプです。
キャンプ場は・・・
学校跡が駐車場
上の写真の分岐を降りるとこんな場所にでました。元々小学校だった建物らしいです。広い平らな空き地はグランドだったのでしょうね。
もったいない敷地です。テントを張れなくはないと思いますが、この空き地はトイレはありますが、水場がありません。
到着したときはてっきりここがサイトと思っていましたが、下の川原の方から声がするので、下を見てサイトはここではないことが分かりました。
行ったのは土曜日でした。こんなに賑わっていっました。
既にキャンプを楽しんでいる方に配慮して、サイトの写真は平日に再び出掛け無人のときに撮影しました。
空き地の奥から来た方向を写しました。写真右の少し下り坂になった道路を通ってここへ来ました。写真左端にサイトへ降りられる道路があります。
トイレはぼっとん(汲取り式)でした。
キャンプサイト利用は、ホテル松葉川温泉フロントへの申込みが必要!
サイトの炊事棟の隅にこんな物がありました。「窪川町」とありますので町村合併前の古い看板ですが、看板はきれいにして立てかけていましたので有効な看板なのかと思って確認しました。
看板にある「北辰(ほくしん)販売所」というのは、ホテル松葉川温泉にあった山里体験型滞在施設「北辰の館」のことのようです。そこは宿泊やそば打ち体験ができた施設ですが、既に閉館していました。
キャンプをするときは、予約は必要ありませんが、松葉川温泉のホテルフロントで、利用申込み手続きをしなくてはいけないようです。
キャンプサイトは下
空き地の隅からキャンプサイトへ降りられる唯一の道路です。坂がきついので乗用車で挑戦するのはやめた方が良いと思います。
坂を下りてこの左カーブを曲がるとサイトです。
坂がきついことが分かっていただけるでしょうか。ここを車で下って上がるには四駆の軽四が賢明でしょう。
写真奥に写っているのが炊事棟です。
炊事棟の手前にもテントが張れます。
炊事棟には洗い場とコンロがありました。
きれいにしていました。管理している人がいるのでしょうか。
電灯のスイッチとコンセントがありました。電灯はつきました。
コンセントは使用可能かどうか分かりませんでしたが、電気が通じていたら使用して良いらしいです。(ホテル松葉川温泉で確認)
サイトの奥の方から撮影しました。こちら側にも数張のテントが張れますね。
地面にはこんな感じの小さい砂利が敷かれています。
直火炊きをした形跡もありますね。
眼下に日野地川
サイトの下には、四万十川支流の日野地川が流れています。景色はもちろん水もとってもきれいです。キャンプには最高の場所ですね。
サイトの近くに赤い吊り橋が架かっています。この橋が遊歩道に繋がっているようです。
遊歩道を発見
サイトの上の空き地の隅に、この吊り橋があります。
橋の横には案内図がありました。遊歩道を通って「松葉川温泉」へ行けるようです。
橋を渡るとこんな遊歩道がありました。
サイト側の赤い橋から5分ほど歩くと、もう一つの赤い橋が現れ、その橋を渡ると「松葉川温泉」へ出ました。近くてびっくりでした。
近隣の施設
松葉川温泉
住所:高知県高岡郡四万十町日野地605-1
電話:0880-23-0611
松葉川温泉は、四万十川の幸を代表する鮎や鰻の川魚料理と地元産ブランド肉四万十ポークを使った料理が自慢のホテルです。温泉は日帰り入浴もできます。
キャンプ場から車で行くと約2.3㎞(約7分)です。
キャンプ場から見える赤い橋を渡ると遊歩道になっています。その遊歩道経由で行くことができます。意外と近く歩く速さにもよりますが7分~10分程度で行けます。ただし街灯がないので夜は暗いでしょう。
料金:大人700円、子ども350円、未就学児無料
入湯時間:10:30〜21:00(20:30札止め)
休館日:毎週木曜日
↓松葉川温泉の公式サイトです。
スーパーマーケット
ここは、国道56号線から県道へ分岐して山間部へ入った場所にあり、付近にはスーパーマーケットはありません。四万十町の街中(旧窪川地区)で買い物を済ませてください。
まとめ
こんな秘境のキャンプ場には人はいないだろうと思って行ってみたところ、意外や意外、ご覧のように数名のグループが来ていて数張のテントを張って楽しんでいました。
私たちが行ったのは12月で、日中は暖かく過ごしやすかったものの、夜は冷え込むと思います。一晩過ごすのなら防寒対策を十分にして出掛けてください。