「べふ峡」は、高知県を流れる物部川源流に広がる渓谷で、剣山国定公園のエリア内にあります。渓谷には長い歳月をかけて浸食された石灰岩がそそり立ち、一面紅葉に染まる秋の美しさは絶景です。
紅葉のシーズンには、地元の方が運営する「べふ狭もみじ茶屋」が開店し、そば粉100%で作った「べふ峡名物もみじそば」などを提供してくれます。
近くには、「べふ狭温泉」があります。木をふんだんに使った本館のほか、渡り廊下でつながるバンガローもあります。温泉で温まったら、奥物部ならではのアメゴ料理やイノシシ鍋も楽しめます。
べふ狭
以下は、2020年11月19日に撮影した写真です。
べふ狭到着すると、まずこの案内板があります。高知市内から66㎞の地点です。白髪山の登山口や西熊渓谷はまだまだ先です。
第1駐車場のそばにある「べふ狭もみじ茶屋」の付近も紅葉しています。
もみじ茶屋を通り過ぎて奥に行くと、紅葉が見えてきます。
途中に赤い橋がありました。この橋を渡ると「石立登山道」です。
その入口に「入山届提出箱」が設置されていました。
さらに奥へ入って行くと「芝生広場」という案内板があったので下りてみました。
テントが張れそうですが、トイレや水場はありませんでした。
べふ狭もみじ茶屋
べふ狭の駐車場のすぐそばにある「べふ狭もみじ茶屋」です。紅葉の季節だけ、地元の方々で営業しているらしいです。
入口の脇で、アマゴ(地元ではアメゴと言います。)の塩焼きを販売していました。その横では、田舎こんにゃくを焼いていました。
私の家内は私がカメラを向けた先に必ず登場します。この時も先を歩いていました。
店内は比較的広いです。
どこかの小学校の遠足?と思われる団体10人ほどと、その後に入ってきた高齢の団体客30名ほどが食事をしていましたが、私たちも座れましたので、その広さが分かってくれるかと思います。
おでんは串には刺さず、大鍋に1個ずつ入れていました。見えていたのは、田舎こんにゃく、たまご、厚揚げでした。どれも1個100円でした。
私が食べた「べふ峡名物もみじそば」です。650円でした。そば粉のみで作っているので、食べているとブツブツと切れますが、そばそのものの味が楽しめます。
べふ狭温泉
住所:高知県香美市物部町別府(べふ)452-8
電話:0887-58-4181
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建物の正面入口です。
入口を入ると売店があります。写真の方向へ奥へ行くと温泉、休憩室、バンガローへ続いています。
反対側を奥へ行くと受付とレストランがあります。
手前が受付で、ここでお風呂代を支払います。右奥がレストランです。
温泉
大浴場の窓からは、目の前に清流物部川の流れと山々が望めます。
入浴時間:午前7時30分~午後9時30分
料金
一般 | 大人630円、小人320円 |
香美市民 | 大人 310円 小人 155円 |
2歳未満 | 無料 |
家族風呂 | 1回1時間 1,780円 |
フェイスタオル230円、バスタオル550円、カミソリ120円
備品:ドライヤー、ボディシャンプー、リンスインシャンプー、石鹸
レストラン
べふ狭温泉の施設の中には、レストランがあります。窓側の席は椅子を外向きに配置していて、窓越しに外の景色を楽しみながら食事ができます。
メニューには、鹿肉ステーキ、鹿唐揚げといったジビエ料理がありました。
バンガロー
バンガローは温泉の施設と隣接し、「離れ」という感じの建物です。
全室和室、5名定員(10畳)×12室、2名定員(6畳)×8室、全室洋式トイレ設置
TV、エアコン、布団、浴衣、丹前(冬季)、歯ブラシ、タオル、バスタオル付き
まとめ
べふ狭まで高知市内から66㎞、時間にして1時間30分はかかりました。山奥の「これしかない」という場所ですが、紅葉の季節に行ったら最高です。皆さんも一度行ってみてください。