高知県四万十市西土佐(旧幡多郡西土佐村)に「四万十ひろばカヌー館オートキャンプ場」があります。自然体験施設「カヌー館」が運営していて、キャンプのほか、カヌー、ラフティング、レンタサイクル、屋形船などの体験もできます。
2020年4月に、キャンプ場が整備されてリニューアルオープンし、サイトの芝などがとてもきれいになっています。
四万十川沿いの静かな場所にあり、夜は虫の音や川のせせらぎを聞きながら過ごせます。
カヌー館の詳細はこちらをどうぞ
アクセス
住所:高知県四万十市西土佐用井1111-11
問合せ:【カヌー館】電話 0880-52-2121(営業時間 AM8:30~PM5:00)
高知市から
高知道四万十町中央IC(四万十町窪川)で下り、国道56号線、国道381号線経由(約120㎞、車で約2時間)
高知県四万十市から
国道441号線経由(約35㎞、車で約50分)
愛媛県宇和島市から
国道320号線、国道381経由(約33㎞、車で約45分)
カヌー館で貰った資料です。ご参考に。
カヌー館本館
「カヌー館キャンプ場」は、前を通っている道路とは段差があり、道路の下にあります。
「カヌー館本館」は、道路沿いにあるので、道路側から見ると最上階が1階で平屋建てのように見えます。中に入るとこの階から階下へ下りられるようになっています。
カヌー館本館の入口です。
写真右隅に「氷」という文字が写っていますが、カヌー館本館入口前に「氷の自販機」があります。他の自販機と同様24時間利用できます。
カヌー館の内部です。奥に「喫茶コーナー」があります。
写真奥(建物の入口を入って右)に「受付」があります。
受付と喫茶コーナーの間では、お土産品などが販売されています。
手前の右側に大きな水槽がありました。水槽には「四万十川にいる魚」がいるということでした。
区画サイト
予約はインターネットからできます。
■料金
川側駐車場あり | 1サイト6,270円(電源利用含む) |
山側駐車場あり | 1サイト5,270円(電源利用含む) |
山側駐車場なし | 1サイト5,270円(電源利用含む) |
○トイレ、シャワー、炊事場あり。
○薪、炭などはカヌー館で販売しています。
○宿泊料金とは別に四万十市指定のゴミ袋の購入が必要です。
サイトはきれいです
区画サイトは全部で20区画あります。
・A1からA7までの7区画が、「川側駐車場あり」の区画です。
・B1からB6までとC7の7区画が、「山側駐車場あり」の区画です。
・C1からC6までの6区画が、「山側駐車場なし」の区画です。
上から見た区画サイトの全景です。写真右端に写っているところが、案合図にある「野外ステージ」です。
サイトの向こう側が「四万十川」で、サイト内から川原に下りることができます。
区画サイトは、グランドのような形をしています。グランドに例えると、トラックの部分が車が通れる通路で、インフィールドに「山側駐車場あり」区画と「山側駐車場なし」区画があります。「川側駐車場あり」の区画は、通路の外側の川側です。
芝生の上に黒い点のような物体が写っていますが、これが「AC電源」です。
それぞれの区画に「タイコリール」が置かれています。
「川側駐車場あり」区画のA7方向からA5方向を写しました。
A1からA4区画は既にキャンパーで賑わっていましたので、撮影を遠慮しました。
A7区画です。
「山側駐車場あり」区画です。
「山側駐車場なし」区画です。通路内は、矢印で車の進行方向が指定されています。
C7区画です。
写真奥に写っている4階建ての建物が「カヌー館本館」で、その右の小さい建物がトイレです。
川側サイトのすぐ前は「四万十川」です。
こんな遊歩道があり、川原に下りて行けます。
トイレ
トイレは、カヌー館本館の隣りです。
真ん中に身障者用があります。身障者用を含め、洋式でしたがシャワートイレではありませんでした。
炊事棟(キッチンサイト)
トイレからやや離れたところに、「キッチンサイト」があります。
ガス湯沸かし付きで、温水が出ます。
シャワー室・ランドリー
カヌー館本館の一番下のフロアに「シャワー室」と「ランドリー」がありました。
洗濯機2台、乾燥機2台がありました。
シャワー室です。手前が男性用、奥が女性用です。
男性用シャワー室を撮影しました。5室ありました。
フリーサイト
■料金
・大人(1人1泊)550円、子ども(小学生・1人1泊)330円
・宿泊料金とは別に四万十市指定のゴミ袋を購入が必要です。
■注意
・サイトを区切っていないフリーサイトです。
・先着順になっており、予約は受けていません。
・当日カヌー館での申込みが必要です。
・ゴールデンウィークやお盆は混雑します。
・ここががいっぱいのときは、周辺の川原のキャンプ場(無料)を案内してくれます。
・トイレ、シャワー、炊事場あり。薪、炭などはカヌー館で販売しています。
フリーサイトをカヌー館本館から撮影しました。写っている川が「四万十川」です。
芝生はとてもきれいです。
上の写真のフリーサイトの隣にもフリーサイトがあります。
さらに奥へ行って橋の下をくぐり、「バンガロー」や「ログハウス」がある方へ行ったところにもフリーサイトがあります。
バンガローと共用の炊事場です。
トイレはカヌー館本館の隣りにあるものを利用するよりは、ここが近いですが、ここは和式でした。
屋根付バーベキューサイト
■料金
1サイト(3時間) 1,800円
■注意
・5~6人用が4区画あります。
・網・トング・火バサミがセットになっています。
・炭・着火剤は別途用意。(カヌー館でも販売)
・昼 11:00~14:00(要予約)
・夜 17:00~20:00(要予約)
ログハウス
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○専用の屋根付きバーベキューサイトが隣接
○ペットの入室禁止
○チェックイン:PM4:00
○チェックアウト:AM10:00
■料金
・3人まで16,500円、4人目以上3,300円、小学生・幼児1,650円
・宿泊料金とは別に四万十市指定のゴミ袋の購入が必要。
■申込み・問合せ
必ず電話で。
【カヌー館】 TEL: 0880-52-2121/営業時間: AM8:30~PM5:00
※予約のキャンセルは、宿泊日の2日前までの連絡が必要。それ以降はキャンセル料が発生します。
ログハウス専用の「バーベキューサイト」です。
写真の奥がログハウスで、ログハウスの奥のトイレとの間にあるのが、「有料バーベキューサイト」です。
バンガロー
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■料金
1人3,500円、幼児2,000円
■注意
・設備:布団・冷蔵庫・空調完備
・トイレ、炊事場はキャンプ場の設備を利用
・ペットの入室禁止
・チェックイン:PM4:00
・チェックアウト:AM10:00
・宿泊料金とは別に四万十市指定のゴミ袋の購入が必要。
■申込み・問合せ
必ず電話で。
【カヌー館】 TEL: 0880-52-2121/営業時間: AM8:30~PM5:00
※予約のキャンセルは、ご宿泊日の2日前までの連絡が必要。それ以降はキャンセル料が発生します。
カヌー館本館側から一番手前にバンガローがあり、その隣にログハウス専用のバーベキューサイト、その奥にログハウス、「有料バーベキューサイト」、「トイレ」があり、さらに奥へ行くとバンガローがあと2棟あります。
テントサイトと共用の炊事場です。
一番奥にあるバンガロー2棟です。
近隣の施設
温泉
ホテル星羅(カヌー館から徒歩5分)
一般(日帰り入浴)
7:00~9:00、16:00~22:00、土・日・祝:11:00~14:00もOK
料金:大人800円、子ども400円、3歳以下は無料
レンタルタオル有料、フェイスタオル販売あり
ボディソープ、シャンプー、リンスは備付けあり
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スーパーマーケット
彦市西土佐店(キャンプ場から700m、徒歩10分、車3分)
住所:四万十市西土佐江川崎2589-1
営業時間:AM7:00~PM7:00
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田舎の一軒家(貸切)
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予約はインターネットのみ
・注意
今回1軒ずつ回ってみた私の感想です。ホテルや旅館に泊まるイメージで行くとショックを受けます。元々空き家になっていた古民家をカヌー館が「田舎の一軒家」として運営しているのですから、きれいな建物ばかりではありません。期待はしない方がいいと思います。
なかのかわ・ふるさと
カヌー館から約20㎞、車で約30分。
あとで紹介する「しまんとBase」前を通過し、県道8号を奥へ。道が狭いですが、ハイエースで行けたので大丈夫。
ただ、この家は特に古かった印象です。
岩間の家
カヌー館から約7㎞、車で約5分。ここは、写真右を入った家屋と隣接する場所に墓があります。
郷の家
カヌー館から約6㎞、車で約10分。広い道路沿い。
百々世羅
カヌー館から約6㎞、車で約10分。「郷の家」のすぐ近く。広い道路から約200m入ります。この200mが狭い道路でしたが、ハイエースで行けました。ここはきれいでした。人気の場所でしょうね。
峰半家の家
カヌー館から約7㎞、車で約20分。山のてっぺんです。敷地内からの眺めは決して良くありません。四万十川は、ここからちょっと下へ行ったら眺めることができます。
民宿しまんとBase
カヌー館から4.3㎞、車で約7分
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・予約はカヌー館へ TEL:0880-52-2121
・1泊1人:4,500円 幼児2,000円
・利用は2名以上、定員4名
ここは「Google地図」に載っていません。「岩城食堂」を目標に行き、「岩城食堂」の手前の橋を渡らず、食堂を左に見ながら通り過ぎ、右カーブを抜けてすぐ右側にあります。
おわりに
いかがでしたか?ちょっと長文になってしまいました。
今回、「四万十ひろばカヌー館オートキャンプ場」を、バンガロー、ログハウスを含め、周辺の施設とともに紹介しました。私たちはこの日、区画サイトでキャンプをしたのですが、その様子は別記事で紹介します。
ここでのキャンプを体験して思ったのは、区画サイトに区画ごとの水場がないことでした。キャンプは多様でいろんなものがあって当たり前なのですが、フリーサイトを残し、せっかく区画サイトをリニューアルしたのですから、区画サイトには区画ごとの水場を作って欲しかったですね。フリーサイトとは格段に高い料金設定にするのならね。それが現在のオートキャンプ場の主流と思います。