高知県仁淀川町にある安居渓谷は、標高1051メートルの宝来山を縫って流れる仁淀川の支流の安居川にあり、高知県内にある渓谷の中でも代用的なところです。
深緑の7月末、その安居渓谷へ行ってきました。昨年の紅葉の時期にも行ってきましたが、また別の美しさがありました。
トイレが新しくなっていました。
ここに、古く悪評のトイレがありましたが、新しくなっていました。
水洗でシャワートイレでした。
ただ、夜間は利用できないようです。
宝来荘
レストランや宿泊施設があり、バンガローも管理している「宝来荘」です。安居渓谷の中心にあります。
宝来荘のレストランへ立ち寄ってみました。
レストランの外側に、うどんやそばがあることが書かれていましたので、レストランへ入ってうどんを注文しました。
すると、店の人は、「夏はそばしかありません」とのことで、ざるそばを注文しました。700円でした。
キャンプ場の存在が明らかに・・・
その宝来荘のレストランでの出来事です。
家内が、安居渓谷のパンフレットを貰って見ていて、下の「安居渓谷利用料金のご案内」というチラシが入っているのに気づきました。それには、キャンプ場の存在が明記されていました。
ホームページにはキャンプ場のことが載っているのに、「ここにはキャンプ場はありません」と言っていました。
今回、チラシを見て同じ質問をすると、同じように「キャンプ場はここにはない」ということを言っていたのですが、キャンプ場はやはり存在しているようでした。
私たちはキャンパーですが、世の中にはキャンパーだけではありませんし、ここ安居渓谷は観光地です。積極的にキャンプ場の存在を明らかにしなかったのには、それなりの理由があるのでしょうね。
キャンプ場その1
キャンプ場は2カ所あります。1つ目は、宝来荘のすぐ上です。宝来荘の向かいに階段がありますが、その階段を上がったところです。
ここへは車で上がることもできます。新しくできたトイレの手前にその道路があります。少し急ですが。
ここがキャンプ場です。ただ、広くはありません。
このサイトには、水場がありませんでした。
宝来荘の手前に別の店舗がありますが、その店舗の角に水道がありました。水場はここしかありません。
キャンプ場その2
宝来荘から200mほど上にあがったところに、バンガローへの分岐があります。その三叉路の下に建物がありました。ここが二番目のキャンプ場です。
バンガローへの分岐の手前に車が入れる通路があります。
この屋根がある部分にテントを張れるとのことです。
また、ここでデイキャンプとしてバーベキューもできるのです。
建物の裏側には、トイレもあります。
ここは、「飛龍の滝」へ入って行くところでもあります。
前にはちょっとした川原が広がっています。ここにもテントを張れそうですが、川原へテントを張るのはなかなか難しそうです。一斉に押しかられると管理が難しくなくなります。
建物の奥に施錠された部屋があり、係の方が開けてくれました。そこには、貸し出し用のテーブル等が置かれていて、流しもありました。
ここを借りたときには、この流しがある部屋を開けてくれるとのことで、洗い場として利用できます。
バーベキューコンロなどレンタル品を運んでくれます。
まとめ
環境的にはたいへん恵まれた場所にありますので、ただ、キャンパーがわんさと押しかけると、騒音やゴミの問題が発生する可能性はありますね。
本当に自然を大切にしてくれるキャンパーのみの隠れたキャンプ場でいいのかもしれません。