四万十川源流域の中土佐町大野見地区にある「天満宮前キャンプ場」へ行ってきました。ここは、高知自動車道四万十町東ICから15分程度で行ける交通の便が良いキャンプ場です。
国道56号線から分岐し大野見地区へ延びる県道は、改良工事が行われている部分や改良されていない部分も少し残っていますが、走行には全く問題ない道路幅がありますので安心して行ってください。
キャンプ場の管理は中土佐町ですが、運営は地元の方がやっていて、格安なうえに時間的制約もありませんので、四万十川源流域でのキャンプが満喫できると思います。
アクセス
高知市内から
高知自動車道四万十町東IC→国道56号線へ右折(高知市方面へ戻る)→七子峠手前(ラーメンの豚太郎を過ぎて直ぐ)で県道41号線へ左折し大野見方面へ(約65㎞、約1時間)
場所 高岡郡中土佐町大野見奈路
管理 中土佐町
運営 天満宮前の川辺を愛する会
連絡先 090-9287-0984(南部)
料金 1人1日300円
遵守事項 ゴミは持ち帰り、21:00以降の花火禁止、川原の石持ち込み禁止、直火での焚き火等の禁止
国道56号線から県道41号線へ分岐したところに案内標識があります。
大野見地区へ入ると、さらに案内標識がありました。
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管理棟へ
キャンプ場への入口です。右側が天満宮で、キャンプ場が左側です。
周りが開けていて、田園風景に中にあるキャンプ場です。山の中にあるキャンプ場という感じはしないので、山からの圧迫感はありません。
キャンプ場の道路を挟んで反対側には民家もありますので、馬鹿騒ぎは厳禁です。
道路側から管理棟の方向を写しました。手前はなんでしょう?倉庫でしょうか。
その向こうが管理棟で、さらに奥が多目的スペースです。
その奥の一段低いところに、テントサイト等があります。
反対側からの写真です。
敷地内に入ると直ぐに駐車場があります。写真の右側に管理棟などがあります。
管理棟側からキャンプ場内を見た風景です。キャンプ場の向こう側には、源流域の四万十川があります。
川の反対側は田んぼです。その右側に道路を挟んで民家が数軒ありました。
キャンプ場の名前の由来となっている天満宮です。
管理棟です。左側にあるのはスロープです。
管理棟の横にある多目的スペースです。
多目的スペースの向こう側には、休憩棟と炊飯棟があります。
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テントサイト
多目的スペースの裏側にあるテントサイトです。ここには車の乗り入れができません。
ここもにも3~4張のテントは張れそうです。
そのテントサイトの奥にも洗い場があります。ちょっと小さいですが。
トイレ兼シャワー室
トイレとシャワー室の棟です。立派な建物です。
脇には自動販売機がありました。
真ん中に多目的トイレがあり、左側に女性用トイレとシャワー室があります。
多目的トイレの右側には、男性用トイレとシャワー室があります。
多目的トイレです。
多目的トイレはシャワートイレでした。
4月上旬から10月末までの間にシャワーは、24時間運転(3分で100円)です。
しかし、冬期は凍結防止のため運転を中止しています。
洗い場の水道やトイレは、冬期でも水が出ます。
シャワー室です。きれいでした。
オートキャンプサイト
このテントサイトには車の乗り入れができます。割と広いです。テント50張くらいは張れそうです。
横幅はテントひと張分くらいしかありませんので、テントが横に並ぶ感じで張るのでしょうか。
若干樹木が足りないかなあ。夏の直射日光を浴びそうな感じもします。
炊事棟は、管理棟側にある方へ行ってください。
休憩棟です。
炊事棟です。
オートキャンプサイトの奥にもトイレがあります。一番奥でテントを張る人には助かります。
和式のトイレが3室ありましたが、男女の区別がありません。
オートキャンプサイトにひとつ問題が。私がここへ行った日の前日が雨でした。水はけが悪いようで地面に水たまりができたままでした。ここにはテントを張れません。
川原へ
テントサイトから川原まではそれほど段差もありません。簡単に川原へ降りて行くことができます。
四万十川の源流域で、このあたりは平坦な地形ですので、水の流れも穏やかです。川原も広いですよ。
近くの施設
温泉
近くに四万十源流の里「癒やしの湯」があります。
キャンプ場から県道を6.8㎞、車で約15分 詳しくは ここをクリック
ここは、温泉だけでなくバンガローもある宿泊施設です。キャンプサイトはありません。
日帰り入浴可
15:00~21:00(20:30札止め)、料金:大人500円、小人300円
本館です。この中にも宿泊施設があります。
こんなバンガローが11棟あります。
コンビニ
ローソン中土佐久礼店(15㎞、22分)
スーパーマーケット
マルナカ久礼店(15㎞、22分)
まとめ
中土佐町大野見にあるキャンプ場の中から、地元の方々が大切に管理していることがうかがえる天満宮前キャンプ場を紹介しました。
地形も平坦で川の流れも穏やかですので、真夏の直射日光対策さえして行けば、過ごしやすいキャンプ場だと思います。
ただ、大雨が降って川の様子が突然変わることがあります。そのときは、川とキャンプ場の高低差があまりないここでは十分な注意を払わなくてはなりません。天気予報を確認して早めの対策を取ってください。