高知県吾川郡いの町清水上分程野の枝川川に注いでいる4つの支流にある滝です。西から「大樽の滝」、「権現滝」、「西滝」、「東滝」と呼ばれている4つの滝を総称して「程野(ほどの)の滝」と呼ばれています。
行き方
国道194号線から「グリーンパークほどの」に行くと、滝の案内地図と駐車場があります。
とりあえず「グリーパークほどの」を目標にしてください。
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グリーンパークほどの
ここに行ったらぜひここも見てください。
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にこ淵
グリーパークほどの駐車場
滝への行き方は、西滝登山道と東滝登山道の各登り口からも行けるし、東滝上流の森林公園の駐車場から降りて行くこともできます。
現地で、地図をよく見て滝巡りのコースを考えたら良いと思います。
私は、午前9時にグリーパークほどの駐車場を出発し、東滝、西滝、権現滝、大樽の滝を回って駐車場へ帰るコースで約5時間かかりました。
広い駐車場です。
駐車場の隅にトイレがあります。
森林生態学習館という建物です。駐車場の上段にあります。
ここに受付がありますので、ここで地図を貰ってください。
貰った地図です。
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駐車場から東滝へ
さて出発します。
車で来た道を少し戻ります。
300メートルほど降りると、案内板のあるカーブにさしかかります。
ここが東滝への登り口です。滝壺まで1.26㎞と書いてあります。
「わりと近いなあ」と思ったのが大間違いでした。急な上り坂が随所にあり大変でした。
この「俳句の道」の石碑が目印です。右側の坂が登山道です。
こんな道をひたすら登ります。
途中にも案内板があるので、迷うことはないと思います。迷ったら大変ですが。
ここが、東滝の滝壺と水車小屋への分岐です。
後で説明しますが、この水車小屋方向の登山道は、下からのルートは、道が寸断されていて登って行けないようです。
西滝と東滝への分岐まで来ました。ここを右に行って、あと、510mです。
滝上へ行く道と、滝壺へ行く道がありました。
谷になったところは、こんな風に整備されています。
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東滝
着きました。滝壺からの風景です。
滝壺から滝を望んだ後は、滝の上の風景も。
ここが(自然の)見晴台です。
こんな感じに見えます。
貰った地図に書いていますが、林道を車で上げって行くと「東滝展望所」へ行くことができ。そこからだと東滝を上から見られるようです。
東滝から西滝へ
あと3つを見なくてはいけません。先を急ぎましょう。
途中、東滝渓谷というのがあって、ここを渡ります。ここから、西滝まで1.05㎞とありました。
渓谷を渡るとまた山道が続きます。
途中に神社があります。荒神様です。
西滝
西滝に到着です。
ここも展望所から見ることができます。
展望所です。下をのぞいたらゾクゾクッとしました。吸い込まれそうで、眼下の撮影は無理でした。
展望所からの西滝の風景です。
紅葉の美しさと相まって「絶景」です。
西滝から権現滝へ
次は、権現滝です。
ここが、権現滝と大樽の滝方向、西滝と東滝方向、それと駐車場方向への分かれ道です。
駐車場というのは、地図にもありますが「農道程野線」を上がって行き止まりにある駐車場です。
ただ、2台くらいしか駐車できません。
ここにある表示にも書いていますが、権現滝から大樽の滝までのルートが大変でした。
権現滝
権現滝に到着です。水量が少なかったです。
ここで、昼食をとりました。といっても、おむすび二つでしたが。
権現滝から大樽の滝へ
ここからが大変でした。遊歩道というものではなく、獣道のような道なき道でした。
途中で、「この道で大丈夫かなあ」と思うこと数回、でも「大樽の滝」への案内板がありましたので安心しました。
大樽の滝へ行く最後の下り坂へ来ました。ここから、西滝を下ったところにある駐車場まで1.63㎞と書いてありました。戻るとき、「ここから1.63㎞あるかんといかんのか」と思いながら、最後の滝へ降りて行きました。
大樽の滝
大樽の滝の上にある渓谷です。先の案内板の所を「大樽の滝」方向へ降りずにまっすぐに行くとここへ出ます。
でも、渓谷だけで滝は見られませんでした。
案内板に従って下へ降りると小さい滝がありました。
この下に大樽の滝があるようですが、ここから滝壺へ行けるルートはないようです。
大樽の滝の全貌を見たいのなら、国道194号線から良く見えるようです。
大樽の滝から駐車場へ
権現滝から来た大変な山道を、大変な思いをして戻りました。
やっと駐車場への分岐に来ました。ここを駐車場方向へ降りることにしました。
こんな道でした。枯れ葉が多いので滑らないように。
やっと開けたところへ出てきました。
民家も見えます。ここが登山道の登り口です。ここの着いたのは午後1時30分ころでした。
やはり2台ほどしか駐車できません。
その先には舗装された道路があります。
道路側から登山道の入口を撮影して、坂を下ってグリーパークほどのへ戻りました。
途中に「水車小屋」経由で東滝方向への登り口がありました。
でも、先へ行った登山道が寸断されているので、ここからは登れなくなっています。
さらに下っていくと国道194号線から分岐し、グリーパークへ通じている林道へ出ました。
ここからグリーパークまで1㎞くらいです。
やっと戻りました。わが愛車が見えました。
まとめ
今回私が登ったルートは、頂いた地図によると「上級者コース」になっていました。私は登山はしていませんが、安物ながら登山靴もどきの靴は持っておりまして、リュックを背負って歩きました。
登山経験者の方なら「釈迦に説法」なのですが、ピクニック気分で行ける場所ではありませんので、もし挑戦してみたいのなら、それなりの登山の準備をして行ってください。そして、現地で地図を貰って確認し、自分の体力を考えたコース選定をしてください。
危険な箇所はたくさんあります。どうか事故がないように。