高知県吾川郡仁淀川町の長者(ちょうじゃ)という地区にある星ヶ窪キャンプ場へ行ってきました。
そこは、山の上のてっぺんまで上がって行ったとうい感じの場所でしたが、自然が素晴らしかったのでご紹介します。
昔、隕石の落下により窪地ができたので、「星ヶ窪」と言われるようになったと伝えられています。
明治21年、琴平神社(キャンプ場の奥にある)への奉納草競馬が初めてここで行われ、昭和34年まで1万人以上の人手で賑わったようです。
満天の星空が見えるスポットとしても知られています。昭和38年、青少年の健全な野外学習の場として県のモデルキャンプ場に指定されました。(キャンプ場内の案内板参照)
基本情報と行き方
場所 高知県吾川郡仁淀川町長者6606
問合せ 0889-35-1333(仁淀川町観光協会)
設備 水洗トイレ、炊飯所、多目的広場
料金 無料
一番近いコンビニ
ローソンローソン仁淀川町大崎店
約18㎞、車で約35分
一番近い温泉
中津渓谷温泉ゆの森
約13㎞、車で約30分
詳しくは、ここをクリック
国道33号線を経由して仁淀川町方面へ走行し、大渡交差点で上仁淀橋(赤いトラス橋)を通って対岸に渡って国道439号線へ。
信号のある交差点です。付近に似たような橋がありますので、間違わないように。
橋に「お茶の里仁淀」という看板が目印です。
この写真は愛媛県方面から来たときの橋の風景です。
この写真は、高知市方面から来たときに見える橋の風景です。
大森沈下橋がある仁淀川町森地区で、仁淀川支流の長者川に沿って国道439号線を長者方向に走ります。この大森橋を渡らず、橋を右に見ながら国道439号線を長者方向へ。
国道439号線にキャンプ場への左折の案内標識があるので、国道に架かる「新万才橋」を渡らずに左折し、右側に砂防ダムを見ながら山の方向へ。
ここまで、国道33号線大渡交差点から約7㎞、約12分。
途中に長者の大銀杏がありました。
元々、3本立っていて40mあったそうですが、200年くらい前に1幹をお堂の改築に使用し、その後、火災や台風にあいながら今日も立派な姿を見せてくれています。現在は、高さ15mでそうで、県指定天然記念物だそうです。
向かいに、「農家レストランだんだんの里」がありました。
残念です。定休日でした。
棚田の景色も見えます。
棚田風景を少しだけ見たら、あとは、山の上へとただひたすら上がります。
道沿いに、「星ヶ窪キャンプ場」と書かれた桃太郎旗や表示板があります。
国道439号線の分岐から、こんな道をひたすら4.2㎞上がります。
途中、急な上り坂や木が多い茂って暗いところもあります。道も狭いですので、運転には十分気をつけてください。
途中でこんなやつに遭遇しました。キジの雄です。車を止めてしばらく見ていたのですが、逃げませんでした。せっかくなので、フロントガラス越しに写真撮影。
施設は・・・
やっと到着!
着いた瞬間「ここだ!」と分かります。急にあたりが開けます。
写真右手に写っているのがトイレです。
その向こう側にキャンプ場が広がっていました。
星ヶ窪の由来が書いてありました。
ゴミステーションはありません。自分で持ち帰ってください。
トイレその1
このトイレは「ぼっとん」なので、我慢して使わなくてもいいです。
あとで紹介しますが、キャンプ場の奥に新しくきれいなトイレがあります。
キャンプ場内は・・・
一番手前にあるキャンプサイトです。入って直ぐ左側にあります。
他のキャンパーがテントを設営中でしたので、遠慮してキャンプ場の中から撮影しました。前にはここより高い山は見えません。
キャンプ場の正面に見える東屋です。
この東屋の奥にある木の根元のところにお地蔵さんがありました。
この東屋の直ぐそばにあった水道です。
この水道は飲み水なんでしょうねえ!
キャンプ場へ入って右側の丘の上からの風景です。
キャンプ場から奥に向かって左側にある道路です。車で奥まで入れます。
この写真の左側の木の奥にも東屋がありました。
道路はキャンプ場の奥まで続いています。非常に明るくてきれいな場所です。
キャンプ場の奥に向かって右側にある丘です。椅子とテーブルがある東屋がありました。
その奥にもテントを張れる丘が広がっています。この日、県外のソロキャンパーがいました。
丘の奥の方からの風景です。
炊事棟がありました。施錠はされていませんでした。
入口の脇に大きなバーベキューコンロがありましたが、屋外に放置されていて傷みが激しかったです。
炊事棟は、自由に使っていいようです。
中には、流し台やガスコンロが置かれています。
階段を上がるとロフトのようなスペースがあり、パイプ椅子を置いていました。
水道はちゃんと水が出ましたよ。
しかし、ガスコンロにはガスが通っていません。
炊事棟内にあったバーベキューコンロです。使えそうです。
キャンプ場の真ん中に窪地があり、その中心に池があります。
この地形を見ると、「隕石が落ちた」説は、納得できそうです。
池の前にある流し台です。
ホースで引いた水が出っぱなしですよ。湧き水なんですかねえ。
池の奥にもキャンプ場が広がっています。
その上にベンチがありました。屋根のツタが絡まりすぎて重そうでした。
池の反対側からの風景です。
トイレその2
キャンプ場の奥にもトイレがありました。(2019年10月26日撮影)
新しいです。
水洗でした。
神社
キャンプ場の奥に神社の鳥居がありました。「琴平神社」と書いてありました。
香川県の琴平神社の分家?
鳥居の脇に参道らしき道が・・・
満天の星空・・・
満天の星空とはいかない?私の撮影技術のせいで、「満天」とはいかないものの、星空を撮影しました。
現地でみる星空は、この写真のようなものではありませんよ。大変きれいでした。
ここでキャンプをしたら、仁淀川の沈下橋巡りもいいと思います。
まとめ
草刈りをきちんとしていたり、トイレが新しくなったりだとか地区の人の思い入れが感じられた非常にいいキャンプ場でした。
夜になると、周りが真っ暗なので星が大変際立って見えます。これを「満天の星空」というのでしょうねえ。大変素晴らしかったです。山の上で不便なところですが、皆さんも行ってみませんか。