高知市内から
高知自動車道四万十町中央IC~国道56号線~国道321号線経由 約153㎞、車で約2時間40分
愛媛県宇和島市から
国道56号線~国道321号線経由 約116キロ、車で約2時間30分
白山洞門
足摺岬には洞窟や洞門に恵まれているのですが、白山洞門はその中でも最も大きく、高さ16m、幅17mの大きさがあり、花崗岩洞門では日本一の規模と言われています。
この洞門は、今なお底を波に洗われており、かつ容易に近づける場所にありますので、研究にも観光にも恵まれた洞門です。
洞門へ行くには、急な遊歩道を降りて行きます。
前を歩いているのは愚妻です。おばあちゃんのように背中を丸め、おっかなびっくりで降りています。
途中に神社がありました。
神社からさらに下へ降ります。
やっと到着しました。
直ぐ後ろに山が迫っていて、撮影のために後ろに下がるのに限界があり、洞門全体を写すことができませんでした。(広角レンズではありませんので・・・)
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金剛福寺
金剛福寺(こんごうふくじ)は、真言宗豊山派のお寺で、四国八十八箇所霊場の第三十八番札所です。
本堂です。
御寄進をさせていただきました。
こんな方々も来ていたんですね。
足摺岬公園
金剛福寺からさら奥に進むと公園があります。
公園の入口に「四国最南端の碑」があり、中へ入るとトイレ、足摺岬観光案内所、それにジョン万次郎の銅像があります。
ジョン万次郎に関しては、帰りに生誕地へ立ち寄りましたので、生誕地のところで万次郎の生い立ち等を書いています。
トイレと足摺岬観光案内所です。
「土佐偉人銅像案内図」というのがあり、高知県が輩出した偉人の功績と銅像がある場所を書いています。
公園の奥へ入ると椿のトンネルがあり、そこをさらに奥へ行くと展望台等へ続いています。
椿のトンネル
約2㎞にもおよぶ遊歩道は、椿が覆い茂り、まるで椿のトンネルをくぐっているかのようになっています。
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展望台から灯台を望む
大パノラマで太平洋を望める展望台があります。その雄大な景色から、地球の丸さが実感できます。
ここから見る白亜の足摺灯台や金剛福寺を取り囲むようにして植わる原生林の風衝樹形も格別です。朝日を見るならここがお勧めです。
灯台は、高さ18m。光度46万カンデラ。光達距離38km。わが国でも最大級の灯台のひとつで、大正3年(1914)に点灯されて以来、すっと沖を行き交う船の安全を見守っています。
灯台の直ぐ下まで歩いて行くことができますので、興味がある方は行ってみてください。
展望台の真下に美しい海が広がっています。あまりにも高いので目がくらみそうでした。
足湯
無料です。
更衣室とロッカーがあります。
100円でタオルを購入できます。
足湯です。
光の具合でうまく撮れませんでしたが、白山洞門が一望できました。
ジョン万次郎生誕地
ジョン万次郎こと中浜万次郎は、1827年、現在の土佐清水市中浜の貧しい漁師の二男として生ま
14歳の時に漁に出て嵐にあって漂流し、太平洋の鳥島に漂着
帰国後、幕府旗本の身分に取り立てられ、通訳や翻訳などで活躍しています。1898
募金を募って平成22年に生誕地を復元。
土佐清水市養老303番地に資料館あり。
「中浜万次郎生家」と書かれた看板がある建物の右側を入って行きます。
曲がり角には案内板があります。
生家に到着です。
中は非常に狭いです。当時はこんな家で生活していたんですね。
四万十屋のうなぎ
帰りに四万十市にある「四万十屋」でうなぎを食べました。
天然うなぎも食べられます。少々高いですが・・・
養殖は3,000円台です。
うな丼をいただきました。美味しかったですよ。
青さのりの天ぷらもいただきました。分厚かったです。
近くのキャンプ場
まとめ
足摺岬は、昭和40~50年ころには高知県の観光のメインの場所で、こぞって足摺岬に行っていた時代がありました。ホテル等の宿泊施設もたくさんありました。
それが今では閑古鳥が鳴いている状態です。私たちが行ったときにも観光バスが1台、他にはお遍路さんがいる程度で、高知県民としてさみしい限りでした。
昔は、道路事情が悪く、土佐清水市へ遊びに行くには一泊しないと帰れない時代でしたが、今では、道路事情も良くなり、高知市内から片道2時間40分程度で行くことができ、グッと近くなりました。その点では行きやすくなったと思います。
近くにはキャンプ場もありますので、キャンプのついでにでも一度行ってみてください。