今日は、野菜と一緒にまるごと骨まで食べられる小あじの南蛮漬けを紹介します。あじの下処理にはちょっと時間がかかりますが、ご家庭で作って冷蔵庫で一晩寝かせてキャンプに持って行けば、間違いなくお酒の友になると思います。試してみてください。
材料
・小あじ:長さ7~8㎝のもの50尾程度
・玉ねぎ:2個
・にんじん:1本
・片栗粉、サラダ油
調味料
砂糖:80g
しょうゆ:90㏄
みりん:90㏄
米酢:180㏄
鷹の爪:2つまみ程度
※ただ、今回は50尾ほどの豆あじと多めの野菜を使ったので、この分量の3倍の量を使いました。
あじは「豆あじ」を
小あじは豆あじと言われている小さいあじが良いようです。20㎝近くあるような大きい物だと、油で揚げても骨が固くて柔らかくならず、食べるときに口の中で骨が気になります。
冷凍の豆あじです。通販で買いました。
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あじの下処理
大きさはこのくらいしかありません。8.5㎝くらいです。
あじは、まずエラとはらわたを取ります。
左手であじのエラの部分を握ったら、上のエラの部分から包丁の先を入れ、反対側のエラの下まで包丁の先を突っ込んで引っかけてエラを出します。
包丁の先でをエラに引っかけたら、包丁は動かさずに魚の方を引っ張るとうまくいきます。
次にはらわたを取ります。包丁を入れて包丁の先で取り出します。
あとは水洗いをします。
こんな感じに仕上がりました。
7~8㎝しかありませんので、大変デリケートです。優しく扱わないと魚が潰れてしまいます。
エラと内臓を取ったあじです。キッチンタオルの上に置いて水分を切ります。
野菜を切る
玉ねぎ
玉ねぎは、半分に切りスライスするように薄く切ってください。
にんじん
にんじんは、桂剥きにして千切りにします。桂剥きができなければ、別の方法で千切りにしても良いです。できるだけ細く切ってください。
切った玉ねぎとにんじんを混ぜる
切った玉ねぎとにんじんは、ボールの入れて混ぜておきます。
南蛮酢を作る
砂糖、しょうゆ、みりん、米酢、鷹の爪を鍋に入れて煮ます。火にかけると鍋から離れず、沸騰する直前に火を止めてください。
火を止めたら冷まします。
あじを揚げる
あじに片栗粉をまぶす
まず、水洗いをしたあじをキッチンペーパーなどで拭いて、水分を取ってください。
その後、あじに片栗粉をまぶします。
1回目
あじは2回に分けて揚げます。
1回目の油の温度は170℃です。
私はこんな物を使っています。鍋が小さく具材を入れると直ぐに温度が変化するので、温度管理をするためのグッズです。
揚がってくるとあじが浮いてきます。
1回目は、3分程度で油から取り出します。
2回目
2回目の油の温度は180~190℃です。
しばらくすると香ばしい匂いがしてきます。からっと揚がったら油から取り出します。
下処理したあじ全部を揚げ終わりました。
南蛮酢に漬け込む
蓋ができるタッパーなどに入れて南蛮酢に漬け込みます。南蛮酢は冷ましてから漬け込んでください。
まず、タッパーの下に混ぜた玉ねぎとにんじんを敷き、その上に揚げたあじを置きます。
さらにあじの上にも野菜を敷き、上の野菜までひたひたになるくらいまでたっぷりと南蛮酢をかけます。
タッパーの下に野菜を敷きます。
その上に揚げたあじを並べます。
その上にまた野菜を敷き、その上にもう一段あじを並べまました。
二段目のあじの上にも野菜を敷いたら、たっぷりと南蛮酢を入れ、蓋をして寝かせます。
できあがりです。
まとめ
いかがでしたか。あじの下処理にはちょっと時間がかかりますが、それ以外は簡単な作業でできあがります。
南蛮酢に漬け込んで直ぐに食べられるものではなく、一晩以上寝かせ、味を染み込ませる時間が必要なので面倒かもしれませんが、味は満足のできる仕上がりでした。ぜひ試してみてください。
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