高知県の見どころ

植物学者牧野富太郎博士の生誕地/高知県佐川町(生家付近の街なみ編)

高知県の見どころ
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連続テレビ小説「らんまん」のモデル、植物学者「牧野富太郎」の生誕地、高知県佐川町「上町地区」を見学してきました。無料で見学できる施設が多く、きれいに整備された街なみでびっくりしました。

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駐車場の場所

高知自動車道伊野ICから国道33号線を愛媛県方面へ約19㎞(車で約22分)

右が四国銀行佐川支店、左の建物が「司牡丹酒造」です。

 

高知市方面から行くと、四国銀行の手前に「観光駐車場」があります。ここに車を駐められます。無料です。

 

 

瓦屋根の建物が四国銀行佐川支店です。その右に銀行の駐車スペースと身障者用のスペースがあります。

 

奥が駐車スペースです。

 

トイレがあります。

 

 

マップも。

 

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佐川町は街なみの景観を守るための条例があります

牧野博士の生誕地付近の景観を守るため、佐川町には条例があります。
銀行も、他の場所にはない造りになっています。

 

 

公衆トイレもこんな感じ。

 

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旧伊藤蘭林塾(寺子屋)

伊藤蘭林は、土佐藩筆頭家老深尾家の家臣の子として生まれ、名教館(めいこうかん)で学び、その後教授となり、多くの深尾家臣を訓育しました。後に、宮内大臣を務めた田中光顕のほか、佐川から輩出した志士は、皆蘭林門下です。明治になり名教館廃止後も、ここに、終生家塾を開いて郷党の子弟を教導しました。(出典:佐川町役場HP)

 

 

 

名教館(めいこうかん)

安永元年(1772)佐川領主、深尾氏が家塾として「名教館」を創設し、幕末まで数多くの人材を育成しました。
明治に入り「佐川小学校」と改名、その後、佐川尋常小学校として校舎を建築し、玄関を移設しました。平成25年(2013)ここに移築しています。(出典:さかわ観光協会HP)
入場無料、月曜日が休日です。

 

 

 

 

 

 

教壇と言って良いんでしょうか。一段高い場所に蘭林先生がいらっしゃいました。

 

先生側から見ると・・・。

 

席があいていたので、家内も参加しております。

 

佐川地場産センター

2階に「街なみ模型」と「cafe梅花黄蓮」があります。
入場無料、火曜日が休日です。

 

写真左が「地場産センター」、建物の前に駐車場があります。写真の右もお客さんのための駐車場です。

 

左の階段で2階へ。真ん中がトイレ、その右に身障者用トイレがあります。

 

入ってみました。

 

入った瞬間、圧倒されました。辺り一面にある模型がすごい。

 

 

 

本物そっくりです。

 

 

 

「cafe梅花黄蓮」です。
定休日は火曜日、営業時間は、平日7:30~13:30、土日祝祭日が11:00までです。

 

佐川文庫庫舎(旧青山文庫)

左の白い建物が「佐川文庫庫舎」、右が「うえまち駅」です。

「佐川文庫庫舎」は、明治19年、須崎警察署佐川分署として「上町地区」西方の山側に建築、昭和5年、「西町地区」に移設され、川田文庫・青山文庫として活用されていました。
昭和53年、佐川町総合文化センター敷地内に民具館として移築、平成22年、現在の場所に移築されました。(出典:佐川町役場HP)
入場無料、月曜日が休日です。

 

 

横に銅像があります。「廣井勇」という人のものです。
廣井勇は、高知県佐川町出身(1862年生)の日本の土木工学者です。札幌農学校(現在の北海道大学)卒業し、東京帝国大学教授を務めた「港湾工学の父」と呼ばれている方です。

 

1階は「らんまん」一色です。

 

 

2階へ上がりました。

 

 

 

 

民具館時代の展示物です。

 

 

建物の左を奥へ行くと、公衆トイレがあります。

 

 

右の通路を抜けると、「旧浜口家住宅」裏を通って、「金峰神社」の鳥居がある通りに出ます。

 

 

 

うえまち駅

うえまち駅は、現存する日本唯一の「木造二等客車」を展示している施設です。
入場無料、月曜日が休日です。

 

 

 

 

照明は、牧野博士がこよなく愛したという「バイカオウレン」の形をしています。

 

 

 

奥に「佐川観光案内所」があります。

 

入口に、こんな可愛い帽子がありました。

 

 

これが「木造二等客車」です。

 

車内に入って座席に座ることもできます。ただし、土足禁止です。

 

 

ここはトイレだった場所です。手洗い場が残っています。

 

牧野富太郎ふるさと館

牧野富太郎博士の生家跡地です。現在は資料館になっています。
入場無料、月曜日(祝日の場合翌日)が休日です。

 

 

この植物、販売している物もあります。

 

 

右に写っている石段は、「金峰神社」へ上がる石段です。

 

中に入ってみます。

 

 

 

 

牧野富太郎ふるさと館を出て、名教館の方向へ歩いていると・・・。

 

左側に「岸屋跡」があります。でも立入は出来ません。

 

 

金峰神社(きんぽじんじゃ)

この石段の角度にはびっくりでした。

 

登ってきた石段を上から見ると・・・。

 

石段を上がると200mほど歩きます。

 

 

道にたけのこが出ていました。

 

 

また石段です。この上が神社です。このルートを通ると、鳥居の所から合計130段の石段を登りました。

 

「金峰神社」へは、「牧野富太郎ふるさと館」からも行けます。

 

この石段を登ります。

 

このルートも大変です。既に家内がへこたれています。

 

登ると神社の裏側に到着です。

 

こちらが表側です。

 

林も整備されています。切った木は薪にするんでしょうか。

 

 

 

家内が参拝しました。

 

賽銭箱がありません。

 

酒ギャラリーほてい

「司牡丹」の酒蔵が連なる街なみの一角にあります。店内には司牡丹のお酒はもちろん、酒器、和雑貨などもあります。色んな種類のお酒を試飲できます。
年末年始が休日です。

 

 

 

中に入ってみました。布袋さんが迎えてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

これを購入しました。

 

その日のうちに飲んでしましました。

 

旧浜口家住宅

お土産品の販売、休憩にも利用できます。
江戸時代から酒造業を営んだ浜口家の住宅です。 観光客を迎える施設として整備されました。
入場無料、月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始が休日です。

 

 

中に入ってみました。

 

 

 

見学と休憩ができます。

 

 

 

 

 

司牡丹酒造

「牧野富太郎ふるさと館」から「名教館」の方へ行っていると、甘酒のような良い香りがしていました。

 

「うえまち駅」の前には、こんな所があります。

 

 

牧野富太郎が描いた「トサノミツバツツジ」です。

 

これは「平成蔵」です。

 

さらに進みます。ここが、会社の事務所でしょうか。

 

 

一部、修理中の所もありました。

 

この長い蔵のような建物が、「司牡丹一号蔵」です。

 

駐車場の前にある建物です。

 

竹村家住宅

国の重要文化財「竹村家住宅」です。江戸時代から造り酒屋として栄えた商家で、格式高いその佇まいです。

 

 

 

公開日は「毎月第2日曜日」で、午前10時から午後3時とあります。

 

佐川町役場HPで内部が公開されています。

竹村家住宅(国指定重要文化財) | 佐川町役場
...

 

旧竹村呉服店(キリン館)

「マルキュウ」と呼ばれていた竹村呉服店の建物です。現在は、雑貨販売と喫茶を営む「キリン館」として営業しています。
火曜日が定休日です。

 

 

佐川まちの駅

「NPO法人佐川くろがねの会」が運営している「街なみ観光案内所」です。
ガイド申込み:さかわ観光協会(0889-20-9500)、料金:1人300円

 

 

清源寺(せいげんじ)

清源寺は、土佐藩筆頭家老「深尾家」の菩提寺です。

 

「龍淵山 清源寺」とあります。「りゅうえんざん せいげんじ」と読むようです。

 

 

 

青山文庫(せいざんぶんこ)

図書館のような名前ですが、図書館ではありません。坂本龍馬や中岡慎太郎、佐川領主深尾家に関する資料などが展示されています。

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から1月3日
入場料:一般400円、中高生200円、小学生100円

 

 

 

 

 

 

まとめ

施設の殆どが入場無料です。うれしい限りです。
また、定休日が月曜日だったり火曜日だったり、ちょっとばらつきがあります。お出掛けの際には気をつけてください。

 

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